mugiのブログ

世田谷区二子玉川で、読書とパンを楽しむブログ。ときどき育児も。

【本】妊娠したらぜひ読んでほしい。妊娠〜出産〜育児エッセイ&コミック4選

妊娠も出産も赤ちゃんのお世話もあまりに想像できなくて、予習したくなるという妊婦さんって多いのではないでしょうか。

私もその一人で、色々な人にオススメの本を紹介してもらって沢山読みあさりました。



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沢山良い本がありましたが、その中でも特に素晴らしい本を紹介させてください。

今回は、気軽に読みやすいエッセイ&コミックからピックアップします。


妊娠期間〜産後しばらくは難しい本を読む気にはなれないし、ノウハウ本は人によって好き嫌いがあるので、ぜひ肩の力を抜いて気分転換がてら読んでみてください。



まずは絶対に読んで欲しいこちら。

れもん、うむもん! ―そして、ママになる―

れもん、うむもん! ―そして、ママになる―

これは、出産前に読むと若干ビビりますが、大丈夫です。多分かなり辛い部類に入る経験をされたはるなさんの体験を追うことで、「あ、思ったよりマシかも」と思えたり、「本当に辛い、わかるわかる」と励まされたり、とにかく読んで損はないです。

それにどんなに辛くてもその先にある幸せを描いてくれるので、心の支えとなること間違いなしです。

漫画も可愛くて、ギャグも散りばめられていて、読んでて癒されたり爆笑したりうるっときたり。

私は産後の授乳中に少しずつ読んでいました。宝物にしたいエッセイ漫画です。


続いてこちら。

きみは赤ちゃん (文春文庫)

きみは赤ちゃん (文春文庫)

芥川賞作家川上未映子さんの妊娠出産育児エッセイです。

妊娠中の寝る前に(寝付きが悪かったので)少しずつ読んだのですが、とてもおもしろかったです。

1人の妊娠〜出産〜育児を追体験できるので、時間を経るごとに変わりゆく心境の変化を追いながら、自分はどうなるのだろうなと想像するのも楽しいです。


このエッセイも、笑ったり泣いたりほっこりしたり、四方八方から感情を揺さぶられました。


ぜったいに間違いない芥川クオリティので自身を持ってオススメできます。



そして3冊目。

母ではなくて、親になる

母ではなくて、親になる

癖のあるタイトルからわかる通り本の少し癖のある作家さんです。少し好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は好きです。

そして、どうかタイトルから「フェミニスト?」などと毛嫌いせずに、読んで欲しい。

月齢を追いながら赤ちゃんと向き合い感じること、ひとつひとつが尊くて、参考になり、そして、色々考えさせられる。


「わかる!」「なるほどー!」といちいち感銘を受けてしまい読むのに大変時間がかかりました。

妊娠出産育児についてだけど、そこから派生して世の中の色々な”引っかかること”についてじっくり掘り下げて考える山崎ナオコーラさんの視点は親としても考えたいことばかりで、勉強にもなると思いました。



最後です。

そういうふうにできている (新潮文庫)

そういうふうにできている (新潮文庫)

こちらも有名どころ。さくらももこさんの妊娠・出産・育児について面白おかしく描かれています。

ちょっぴり今の時代には合ってない感じがするかも・・・?

でも、気軽に読めてクスッと笑えるという意味で、マタニティ期間の暇つぶしにオススメします。



以上です。

出産までに読んでおくべき実用書も、また別記事で投稿したいと思います!